マンチカンという猫。
最近ペットショップに行くと50パーセント以上の確率で見るマンチカン。
マンチカンの値段
短足マンチカンだと値段は60万を超えるという高値である。
長足マンチカンだと値段は15万ほどだったりする。
生後3か月ほどで値段が24万ほどに値を下げる。
正直そこらへんにいる野良猫や保健所にいる猫はただなのに
足が短いだけで60万円もするとは驚きだ。
個人的に感じるのは真の猫好きならばマンチカンをペットショップから買うべきではない。
真の猫好きならば野良猫を買うか保健所で明日の命もわからない猫を飼うべきである。
皆が野良猫や保健所の猫を飼うようになればペットショップは廃業して
ブリーダーも廃業して劣悪な環境で子供を産むためにだけ使われる猫もいなくなり、
保健所で飼い主が現れないという理由で命を奪われてしまう猫もいなくなる。
いいたいことはマンチカンかわいいと発狂しているのはマンチカンという猫が好きであって
猫全般が好きではないということにもなる。
そういう人が存在する限りは雑種の猫たちは保健所で命を奪われ続ける。
マンチカンと里親募集。
マンチカンという猫が買えなくなった人はいませんかとネットで募集すると、
たいていはマンチカンは大人気のため、すぐに里親が決定してしまう。
本当かよという人はマンチカンの里親募集サイトをみてくれればいいよ。
問題は雑種の猫である。
雑種の猫だと足が長いため飼育したがらないものが多い。
なのでいつも雑種の猫は里親募集状態である。
当然里親が決まっている雑種の猫は2割ほどとすくない。
マンチカンを飼いたがる人たちに言いたいことがある。
可愛さは足の短さできまるものではない。
自分にいかになつくか。自分が猫を長年飼育して飼育した猫にどれだけ思い入れがあるかできまる。
なので外見どうこうでかわいいから飼いたいとか思わずに
足が長くてあまり可愛くなくても一緒にいれば愛着もわくだろうし
雑種猫の里親ももっと受け入れるべきである。
マンチカンの配合。
マンチカンで短足を生み出そうとしたら
超足マンチカンと短足マンチカンを配合しなければいけない。
そのルールを破って短足と短足を掛け合わせると
身体が弱いネコや奇形の猫がうまれやすくなっていくようである。
最近では短足猫と短足猫の配合で短足の子猫を生み出そうとする悪徳ブリーダーが多発している。
その結果奇形で生まれたり、何かしらの疾患を抱えて生まれてくる子猫が後を絶たない。
何たる悲劇。
ブリーダーとは自分の利益のためなら猫の健康をそっちのけで
金になる短足マンチカンを生み出すためなら何でもやるという強欲な存在。
そうはいうけれど、
マンチカンにこだわっているのは私たち消費者であり、
短足マンチカンに需要があるから
短足と短足を配合して短足マンチカンを生み出す業者がいなくならないのである。
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最後に、
マンチカンは確かに短足でかわいくて飼育したいと思ってしまう。
そしてペットショップでしかマンチカンが手に入らないということもあるだろう。
そうなったらマンチカンともう一匹保健所から猫を引き取って飼育してもらいたい。
そうすれば、マンチカンもさびしくないだろうし失われる命も救われる。
最近思うのだけど、
保健所に猫を飼えないといって持っていく人がいるが、
飼おうと思えば飼えるわけで、エサ台がかかるとか部屋が汚れるから
飼育できないと言い訳しているだけである。
猫を一度飼ったなら自分の趣味や食事を減らしてでも猫を最後まで飼育する責任がある。
動物も人間も同じ一つの命なのだから。