自分だけは特別な人間だと思ってしまう心理
はてなで話題の18歳大学生〔大学中退済み〕が大学を中退して起業しようとするのも自分だけは特別な人間で他の凡人とは違うという気持ちがあるからだと思う。ということで18歳で大学を中退して起業しようとする人が自分だけは特別な人間だと思ってしまう心理について書いていきたい。
☆俺だけは周りとは違う優秀な人間だと思いたい。
誰しもが自分の能力が低く、なにをやっても成功しない人間だとは認めたくない。このような気持ちがあるため、優秀ではない凡人も俺だけは周りとは違う優秀な人間だと思い込んでしまう。
☆ありきたりな人生を送りたくないという気持ち。
周りと違うことをしたい、俺しかできない人生を送りたいという気持ちがある。こういう気持ちをもっていると俺しかできない人生を送りたいという気持ちを正当化するために、いつしか自分だけは特別な人間だと思うようになってしまう。。
☆大きな挫折したことがない。
大きな挫折をしたことがない人ほど、大学を中退して起業すれば大金が稼げて成功できると思い込んでしまう。人生というものは自分が思っているほど甘くなく、基本的に失敗することが当たり前なので、起業に失敗して就職しなければいけないときのことも考えて大学を卒業しておいたほうがいい。
☆現実が見えていない。
自分が今までの人生において多くの人間との競争に敗れてきたにも関わらず、敗れた現実を認めたくないがために俺は今まで努力してこなかっただけで、才能だけなら俺は特別な人間だと思い込んでしまう。冷静に考えてみると多くの人間との競争に敗れた時点で凡人なのだが。。
☆どこかでサラリーマンを見下している。
18歳で大学を中退した人は会社で働いているサラリーマンのことを才能がないからサラリーマンをやっているという風に思っており、俺はサラリーマンなんかやらずに、才能があるからいきなり起業して成功できると思っているはず。このように自分だけは周りとは違う特別な人間だという思いがあったから大学を中退したのではないだろうか。
☆やりたいことに挑戦しない人生に価値はないと思い込む。
18歳で大学を中退した人はやりたいことがあるから大学を中退して起業すると言っているが、大学を中退している時点でやりたい勉強から逃げているので、起業する動機は起業して周りより優秀であることを証明したいで間違いない。本当にやりたいことがあるなら、やりたいことがある学部に再入学してやりたいことの勉強をしっかりして大学を卒業してからやりたいことの分野で起業すればいいわけです。
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最後に、
自分だけは特別な人間と思い込むと大切なことが見えなくなるので注意。