逃げてばかりいると逃げ癖がつくんだよね。
僕自身、嫌なことすべてに立ち向かってきた人間じゃない。
学校行くのがだるいと思ったらさぼるし、仕事行くのがだるいなと思ったら
健康なのに体調悪いといってわざと休んだり、
就職活動の面接があってもメンドクサイと思えばバックレたり、
バイトしてた頃も個々のバイトの人の人とはそりが合わないからやめようとか。
バイトやるくらいならもっとクリエイティブな活動がしたいとか。
まあいろいろ理由をつけて嫌なことから逃げようと必死だったよ。
今も好きなことだけやって生きていきたいし嫌なことは極力したくないというのが本音。
嫌なことをやっているとなんのために生きているんだろうとか、
心にとてつもない重りをはめられたような気がしていきづらかったりする。
初めて大学生になって浪人明けのバイトをしたときも、
2年間遊んでいたようなものだから我慢するということができなくなってて
寿司を作るバイトをいちいちでやめてしまったし、
今思えば逃げずに頑張っとけばなとおもっていたけど、
当時は嫌なもんは嫌なんだからやらないと意地を張っていた。
採用してくれた会社には迷惑をかけてしまったなと思って、
罪悪感を少しばかりは抱いているけれど、
僕はなんだかんだいいわけを考える人間なので、
バイトなんていつでも切れる存在なのだから、
やめて正解だったとすら思ってしまう。
真面目な人だったらあの人に迷惑をかけることができないから
我慢して働かなければいけないとかおもってしまうのだろうけど、
僕の場合は迷惑とかどうでもいいから早く辞めたい、自由になりたいと思って
逃亡してしまう。
でも逃亡しているうちに我慢も覚えてバイトを続けることができる人間になったんだけどね。
一番理想的なのは最初から一切逃げないで頑張ることだろうし、
それが最初からできる人っていうのは社会適合者だから、
会社員になっても嫌なことがあっても辞めずに頑張れる逸材だろうね。
最後に、
大学受験を勝ち抜き大卒になっても待っている未来が労働しかないという現実。
本当に仕事嫌いな人からしたら高学歴の意味ってなんなのだろうかとさえ思ってしまう。
多分僕はお金に価値を見出さずに自由がほしいということに価値を見出しているから
労働することに価値を見いだせないのだろう。
あと労働者になると毎日仕事のことばかり考えていいことなんてない。