日本に蔓延している肩書き主義

日本に蔓延している肩書き主義

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最近はちま寄稿をみていてUVERWORLDのバンドの人が
オークションで売っている自分のチケットを買って
転売厨に直接あって説教したことがはちまで記事になっていて、
そのコメント欄でかっこいい、男の中の男と書かれているのを見て思ったこととは、
日本って有名人が少しいいことをしたら絶賛する風潮があるよなって。
僕ら一般人がどんだけいいことをしても絶賛されないし、空前のともしび。
ローマ法王が献血にいったりしたらなんていい人なんだ、素晴らしいとほめたたえるのに、
僕が献血に行ってもだれもほめてはくれないだろう。
そして、有名というだけで自分が行っている行為が素晴らしければ、
一般人の数倍も美化されてしまう。
言いたいことを簡潔にまとめると、
日本人というのは有名でそれなりの地位にいる人がいいことをすれば、
絶賛するという行動が多くみられる。

肩書きと善行。

最近はてなブログでも東大生が50円で頼まれたことを何でもやるというのが話題になり、、
とてもいいことをしているとコメント欄で絶賛されていたが、
これがもし東大生じゃなくて、ただの高卒だったら絶賛もされずに、
ただのいい人に終わってしまっていただろう。
日本には少なからず人を肩書きで見る風潮がある。
たとえば、高学歴で、リクルートやマッキンゼーに入社しただけで
そこでなにも成し遂げていなくても世間ではすごいとほめたたえたりする。
そしてブログでリクルート社のOOがブログで50円で頼まれたことをなんでもやると書けば、
リクルートのOOのサービスが50円とか安い、私もうけたいという人が続出して
コメント欄ではリクルート社員だからすごいという決めつけられた価値観で支配された人々の
絶賛コメントで埋まっていくだろう。
その行動心理にはリクルートだからすごい、リクルートで働いている人はいい人に決まっているという、
肩書きで人の人格までも決めつけてしまうということも含まれているだろう。

最後に、
人は肩書きだけで人を判断するという部分があるけれど、
肩書きがなくても素晴らしい人はたくさんいるし能力が高い人もたくさんいるから
肩書きにとらわれすぎるのはあまりよくないなと感じる。
僕はこう思っているだけであって、お前の考えは間違っているという意見がでても
仕方がないとは思う。

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