ブラック企業の飲食店に面接に行った話。

ブラック企業の飲食店に面接に行った話。

飲食は全部ブラックだから入社したら精神的に追い詰められてしまうから入社はしなかった。
そのブラック企業の面接の一部始終について書いていこうとおもう。
当然のように最初は履歴書をみせるのだけど、
ここで履歴書をみた社長が一言、
君のように普通すぎる履歴書の人は飲食を選ばないでしょ。
この後店長が飲食の現実についてながながと話す。
飲食業は予想以上に3Kできついよ。
3Kのきたないきついもう一つはなにかわすれたけど。
飲食業というのは高校中退したりして
ホワイトカラーの職種に就けない人がつく職業であって
大卒が就く仕事ではない。
頭をつかった仕事につけないのだから
手をつかって必死で働かなければいけない。
料理なんて手と足さえあればバイトででもできるんだから
正社員になったらもう一ランク上の仕事をして
バイトに差をつけなければいけないし、
大卒なんだから高卒に負けたらいけない。
ここで履歴書をみて社長が、
大学でて無職じゃ親御さんもとても心配してるはずだし
僕も子供がいるからその気持ちはわかる。
私立の中学まででてお金もかけてきただろうしといい始め、
其の後、
僕はこの飲食の世界に29歳ではじめて入って
めちゃくちゃきつかったけど本気で頑張ってきた。
この業界は独立しやすいから5年くらいつとめて店を持つのもいいし
他のところに転職するのもいい。
本気で頑張ってきた人間は何をやっても成功する。
だから君もがんばれ。
ここから飲食店で働く人の話をしはじめる
ここの店の店長は中卒で8年以上料理の道でやってきているし
選択肢がないから飲食店で働いている。
飲食業界来る人のほとんどは
君みたいなイタリアンで働きたいという明確な夢を持っている人は少ないし
仕方なく手を動かすしかないから飲食で働いている人がほとんどだよ。

ここから飲食の超絶ブラック自慢と社長の精神論。

基本週一休みで毎日朝の10時から夜の10時まで仕事しなければいけない。
ここで無断欠勤はだめですかときくと。
当然だめだ。
風邪をひかないようにしないといけないし、
風邪は1日しかない休日にひいてもらわないと困る。
最近鬱病とかでメンタルやんでいる人がいるけど
鬱病患者でも海に突き落としてやれば必死に生きようとするから
鬱病という病気は存在しない。
本当に鬱病は甘えだよなと。
僕は上記のことばをきいてぞっとした。
12時間労働で毎日めちゃくちゃきつい労働をさせられて
休みも週1日じゃ鬱病になってしまうでしょ。
ならないほうがおかしいし長い間こんなところでは働けないし、
そもそも家族が死んで大きなショックをうけて鬱になったら
明日仕事にいけるかなんてわからないんだから。
そう思うとうつ病という病気はこの世に存在する。

そしてぼくはその後、どんなにつらくてもがんばれるかと社長に言われ
イタリアンで働くという夢をかなえるために頑張りますといって
採用されたが、次の日はバックレて逃亡してしまった。。。
でも週休2日はないと遊べないのでいかなくてよかった。

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